診療内容Medical

保険診療と自費診療の違い

保険診療と自費診療には、大きく分けて「時間」「環境」「手間」「材料」の4つの違いがあります。

1時間

保険診療はアポイントの時間が限られており、どのメーカーのどの素材を使って何をするべきか、厚労省の定めた保険点数によって厳しく管理されています。

2環境

治療にあたっては医院の環境も重要です。例えば、他の泣き叫ぶ子供がいると、歯科医院に対して恐怖心を抱いてしまいます。
保護者様にとっても、待合室で泣き叫ぶ子供をあやす心理的負担は軽いとは言えません。当院では、アポイントの時間は、その子のためだけに使うことができます。

3手間

例えば、トレーニングに保険点数は割り振られていません。サービスで行うものという意識のもと、十分な教育を受けていないスタッフに丸投げし、 何度もトレーニングを行った結果治療は進まず、紹介を受けて来院する患者さんは大学病院時代よくいらっしゃいました。

トレーニングは、子供にとって歯科治療への第一歩であり、本人の理解度やキャパシティを把握して成功体験を獲得してもらう重要なプロセスです。 トレーニングを通じて必要性を理解させ、心の準備をしてもらう。万が一診療の中で泣いてしまった場合でも、 治療への協力や本人の努力に対してポジティブなフィードバックを返してあげる事で、歯科治療に対し前向きな気持ちを引き出す事ができます。

4材料

材料に関しては、修復材料などこだわりの素材を沢山並べたい所なのですが、あえて一つあげるとすればラバーダムです。
治療の際に口につけるゴムのマスクですが、子供の治療を行う際に口腔粘膜や舌の保護、詰め物や神経の治療で唾液が入らないようにする目的で小児歯科では必須の材料です。 使用せずに治療した場合、お口の中をタービンで傷つけたり、唾液中の細菌が入って詰め物をしたところに虫歯が再発する(二次カリエスの)原因となります。

治したはずなのに、またすぐ虫歯になってしまった、詰め物が取れてしまったという事は無いでしょうか。
医療費削減の名の下に、安全性やクオリティは時として置き去りになってしまうのが現状です。

多くの子供に医療を提供するための保険治療ですが、中にはしっかり時間をかけて、向き合ってあげなければいけない子が必ずいます。 それは個性であり、特性であり、その子のキャラクターそのものです。

時間と手間をかけて向き合ってもらい、良質な医療を受けられたという体験は必ず本人にとっての一生の財産となります。 人数は多くなくても、その子の未来をより良くするために良質な医療を提供する。それが当院の至上命題です。

治療の流れFlow

料金表Price

※料金は全て税込みとなります。

初診・各種検査

デジタルスキャナーによる口腔内立体画像審査

三次元画像う蝕リスク評価

簡易治療計画、呈示

11,000円

包括予防管理 ※定期検診とそれに伴う以下の内容を含みます。

PTC(プロフェッショナルクリーニング)

フッ素塗布

フィッシャーシーラント填塞

三次元画像管理

リスク評価、各種指導

11,000円

(3ヶ月ごと)

修復・補綴処置

低粘度レジン浸潤修復、初期虫歯(ホワイトスポット)への治療

1回 33,000円

※1歯増えるごとに5,000円追加

コンポジットレジン修復

22,000円

※隣接面3,300円加算

グラスアイオノマー修復

22,000円

既成金属冠補綴

22,000円

CAD/CAM冠補綴 ※白い被せものになります

55,000円

薬剤塗布

フッ化ジアミン銀塗布

3,000円

歯内療法

MTAを用いた生活歯髄切断

44,000円

抜髄、感染根管処置

22,000円

貼薬処置

5,500円

根管充填

22,000円

乳歯抜歯

乳歯抜歯

5,500円~

保隙処置

調整料

3,300円

ステフェン装置(前歯の審美性を回復する物)

保隙する歯数に準じる

バンドループ等少数歯の早期喪失に対する保隙

33,000円~

リンガルアーチ等複数歯の早期喪失に対する保隙

66,000円~

垂直的保隙装置(咀嚼能率を回復する物)

66,000円~

小児矯正治療

各種立体画像検査、精密診査診断料

55,000円

調整料

5,500円

一期治療(小児期で完結する症例)

330,000円

二期治療を含むもの(永久歯放出後も処置が必要な症例)
※矯正治療を行う場合、保隙処置は費用に含まれます。
※当院での定期検診を行う場合、調整料はその中に含まれます。

合計で880,000円

Ⅱ期移行時に割引があります。

ゆりかごから墓場まで、
成長した後も見守り続けます

小児期0~12

ご本人の成長に寄り添ったオーダーメイドの治療を実現させます。 また治療だけでなく、成長を予測したリスクへの指導。そして何より診療所に来るのが楽しみになる関係性を目指します。

青年期13~18

中学校に入り自我が芽生え、部活や勉強に忙しくなります。親の手を離れた、子供と大人の中間の時期。 実はとっても虫歯になりやすいです。歯並びの問題が顕著になるのもこの時期です。

成人後19歳~

大人になったら別の医院に行ってください、という小児歯科は多くあります。 年齢が来たら急に放り出すのではなく、その子が子供だった頃を知ってるからこその治療と指導を、生涯に渡って継続します。

青年期・成人後も小金井歯科で治療を続けられます

小児歯科から一般歯科へと切り替わった後も、継続して治療を受けられます。

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